「いや、江本ってバカでしょ?
私より。」
見た目が、なんかそんな感じ。
「お前、よく言えたな今の言葉。
俺は学年一桁なんだぞ!?」
「ひ、とけた……一桁……えぇ!?
下から十番目じゃなくて!?」
「超失礼だな。
上から一桁だ。」
そ、そんな……!
江本は私の味方だと思ってたのに。
いや、仲間だと思ってた。
バカ同盟だと。
だって蘭も鈴も学年順位は上の方だ。
それに比べて私は……!
少し西田先輩のことを考えすぎた。
後悔はないけどね。
「え、じゃあ教えてくれるの?」
「ああ、別にいいけど。」
学年一桁に教えてもらったら、さすがにいい点とれるよね!
なんて思っていた時、ふとある考えが浮かんだ。
西田先輩って絶対賢いよね。
容姿も完璧、スポーツもできる。
なら勉強もできるはず!



