先輩、好きって気づいてください!





ーーー「もー、私は幸せすぎて死ねる。」



「うわぁ…今日のあんた、いつも以上にやばいわ。」



昼休み。



金曜のことや朝のことを思い出すとにやけてしまう私。



それを不思議そうに見てくるのが蘭。
鈴はにこにこと私を見ている。



「いーなぁ。莉乃ちゃん幸せそうだ。」
「えへへ、幸せだよー。」



もう頬が緩みっぱなし。



「何があったの?」
「デートしました。」



「は?」
「え?」



私の言葉に二人は固まった。
そりゃそうなるでしょうね!



「あんた、ついには妄想を現実と勘違いして…」



「本当にしました!
なんなら西田先輩に確認とってもいいよ?」



「り、莉乃ちゃん、すごく進展したんだね!」



呆然とする蘭だったけど、鈴は自分のことのように喜んでくれた。



普通は蘭みたいな反応になるのが当たり前なんだけど。



鈴は素直で天然だからこうなるのだ。
可愛い。