先輩、好きって気づいてください!





西田先輩はなんだかつまらなさそうな顔してる。



楽しくないのかな?
せっかく私という好きな人と一緒にいるのに。



あ、西田先輩こそ緊張してるとか?



それなら可愛いのに!



「なあ。」
「はい!はい、なんでしょう!?」



「それ、俺にもちょうだい。」
「……へ?」



西田先輩は私の頼んだスイーツに視線をやる。



い、今ちょうだいって…!?
言い方可愛い!



いやその前に間接キス!?



「間接キスしたいんですか!」
「早くしろ。」



「す、すいません……どうぞ。」



見てたら食べたくなっちゃったのかな。



そう思い西田先輩にスイーツを差し出すと……



「違う。
お前が食べさせるんだよ。」



西田先輩は不服そうに私を見た。



食べ、させる?
私が西田先輩に?



そ、それってもしかして……!



間接キスの上にあーんってやつですか!!



嬉しさと恥ずかしさで緊張してきた。
見せつけたい派なのか、西田先輩は!