なんて思いながら一人、勝手ににやけていると突然身体が後ろに傾いた。



そのままの勢いでベッドに押し倒されてしまう。



「……へ?」



何が起こったのか、一瞬理解できないでいると目の前にはまだ少し顔の赤い晴人先輩がいた。



「晴人先輩…?」
「やっぱり気にくわないな、お前。」



「え?」
「いいよ。もっと甘いキス、お前にやるよ。」



どうやら、晴人先輩のスイッチがなぜか入ってしまったようで。



私が何か返す前に唇をきつく塞がれてしまう。



そしてまた始まる甘いキスに酔いしれながら……




今日もまた、幸せな一日を過ごした。