先輩、好きって気づいてください!





ーーーそれから電車に乗って、やってきました晴人先輩の家!!



これで四回目!
あと何百回お世話になるのかな、この家に。



なーんて。



「お邪魔します。」



晴人先輩の両親は共働きらしいから家に誰もいない。



前を歩く晴人先輩の後ろについていく。



「じゃあ先上がっといて。」
「わかりました!」



晴人先輩の言葉に返事し、私は二階へ行く。



そして晴人先輩の部屋に入るなり……



もちろんベッドにダイブですよね!!
晴人先輩のいい匂いに包まれたベッド。



これはもうダイブしちゃいますよね!



「あー、このベッド買い取りたい……」



気持ちいい。
温かい。



今は冬なわけで部屋は寒いけど、暖房をつけずに晴人先輩のベッドに横になる。



そんな私を見て毎回呆れながら



「寒いなら暖房勝手につけとけよ。」
って言う晴人先輩も素晴らしくかっこいい。