先輩、好きって気づいてください!





「まあでも……」



まだ少し笑みを浮かべながら、私を見つめる晴人先輩。



「その気持ち、結構わかるかもしれない。」



ああ、これだから止まらない。
どんどん晴人先輩を好きになっていく。



溺れていくんだ。



「晴人先輩大好きです!」
「俺も。」



「もう言葉で言い表せないくらい好きすぎて止まりません!」



「そうだな。」



なんということでしょう。



あんなに素っ気なく返してきた晴人先輩が、今じゃ共感を示してくれてるなんて!



感動しました私は。
もうギャップがやばいです!



そんな晴人先輩を、私は隣で見れるのが本当に幸せでたまらない。