先輩、好きって気づいてください!





「晴人先輩!」
「なに。」



「今日のメガネ姿萌えました!」
「あっそ。」



「私と勉強した時もメガネかけてくださいよ!」
「無理。」



「えー…!なんでですか。
真面目にやりますから!」



とにかくメガネ姿の晴人先輩も拝みたい。



勉強をしている晴人先輩を間近で見たい。
一生見てられる。



「それでも無理。」
「なんでですかぁ。」



「……だって邪魔だろ。
メガネあったら色々すんのに。」



そう言ってニヤッと、意地悪そうに笑う晴人先輩を見てドキッとする。



そ、そういうことなんですね!



「なら仕方ないですね!
我慢します!!」



晴人先輩ったら、そういうことばっか考えてるのかな!?



もしそうなら甘すぎません?