先輩、好きって気づいてください!





「なんかぬいぐるみとか好きそう。」



私も好きなんだけどさ。



……あ、西田先輩にもらったジンベエザメのぬいぐるみ限定で。



「あー、確かに家行ったら何個かあったかも。」



「じゃあ大きめのぬいぐるみとか候補に入れて。


あとはこの時期だし防寒具とか、束縛強いアピールのネックレスとかブレスレットとか?」



「お、おお……!
なんかすげぇ。」



なんかすごいって。
必要最低限の知識ぐらい知っとくべきでしょ。



何も知らない江本に私は呆れたよ、全く。



「じゃあ見に行こうぜ!
どこの店がいい?」



「そこから?
もー、じゃあまず二階から行こ。」



「おう!」



なんだかすごい楽しそうな顔してるけど私全然楽しくないからね!?



だって今頃西田先輩とキスしてたかもしれないのに!



そう思うとやっぱり惜しいなって。