先輩、好きって気づいてください!





「……ねぇ江本。」
「なんだよ。」



「私、明日誕生日なんだよね。」
「えっ!?そうなのか!?」



私の思わぬ言葉に江本は驚く。
驚いたのは江本だけでない。



「……はぁ!?
莉乃、あんた明日誕生日なの!?」



「莉乃ちゃん、なんで言ってくれなかったのー?」



と、蘭と鈴も驚いていて。



あまり誕生日を周りに言うのは好きじゃないから言わないスタイルなんだけど…。



今回は別だ。



「うん、明日誕生日だよ。
元々言うつもりなかったんだけどね……


こうなったら江本にすごーくいいプレゼント買ってもらおうと思って!」



「お前、鬼だな。」



「じゃあ私はいらない?」
「うそうそ、いります!」



焦ってる江本が面白くてつい笑ってしまう。



仕方ない。
今回は江本に付き合ってあげようか。