私は学校を出て真っ直ぐ家へと帰る。
家に入るとお母さんが出迎えてくれて私はお母さんに付いてリビングに入る。
「どうだった学校は?」
「…べつに」
「そう。お友達はできそう?」
「…友達ね…」
「…羽久安」
「ご飯出来たら呼んでね」
私はそう言いリビングを出て部屋に行き机の椅子に座り引き出しを引き手帳を出す。手帳に挟まれた写真を見る。
中3の時に颯斗と肩を組みながら撮った写真だ。この頃の私は髪が金髪で腰まであって巻いていた。化粧もしていて今はびっくりするくらい変わった。
写真の中の私は颯斗と楽しそうに笑っている。お揃いの羽のネックレス。
私は小さな箱を出して羽のネックレスを手に取り眺める。颯斗が居なくなってからこれも閉まってしまった。
前の学校も離れて颯斗が好きだった私の金髪の長い髪も黒に染めて胸まで切った。
この頃は凄く荒れてて蝶羽と呼ばれていた私の右腕だった颯斗とずっと一緒にいた。
そんな颯斗が居なくなってから私の蝶羽としての価値はなくなってしまった。
私の最高のダチだったんだ…颯斗は。
家に入るとお母さんが出迎えてくれて私はお母さんに付いてリビングに入る。
「どうだった学校は?」
「…べつに」
「そう。お友達はできそう?」
「…友達ね…」
「…羽久安」
「ご飯出来たら呼んでね」
私はそう言いリビングを出て部屋に行き机の椅子に座り引き出しを引き手帳を出す。手帳に挟まれた写真を見る。
中3の時に颯斗と肩を組みながら撮った写真だ。この頃の私は髪が金髪で腰まであって巻いていた。化粧もしていて今はびっくりするくらい変わった。
写真の中の私は颯斗と楽しそうに笑っている。お揃いの羽のネックレス。
私は小さな箱を出して羽のネックレスを手に取り眺める。颯斗が居なくなってからこれも閉まってしまった。
前の学校も離れて颯斗が好きだった私の金髪の長い髪も黒に染めて胸まで切った。
この頃は凄く荒れてて蝶羽と呼ばれていた私の右腕だった颯斗とずっと一緒にいた。
そんな颯斗が居なくなってから私の蝶羽としての価値はなくなってしまった。
私の最高のダチだったんだ…颯斗は。