理性が失われかけたが、
ハナの言葉に正気を取り戻した。





「綺麗だったって…何が?」


「…ん〜、何がって言われると
分からない。…優ちゃんの事
かっこいいって部活見に行く女の子
多かったから…。
私が見に行ってもって思ってた。」


「……。」



「…だから図書室のあの席は
私の特等席なの。」





ハナはニコッと笑った。





「その笑った顔が卑怯なんだって…」





ハナを抱き締めた。