「大丈夫。
俺は、一生、咲笑のわがままに付き合って
いくよ。
だから、結婚しよ?」

「うん。純ちゃん、大好き。」

俺は天にも昇る気持ちだった。

向かいの席にいても、一生手に入らないと思ってた咲笑。

見てるだけでよかったはずなのに、今、この手の中に咲笑がいる。

俺の人生は、咲笑を幸せにするためにあるんだ。

そう思っていたし、今もそう思ってる。

咲笑、愛してる。