純ちゃんのお小遣いは、月2万円。
酒もタバコやらず、毎日、私の愛妻弁当を持って出勤する彼は、これでも余裕でやりくりしている。
3000円を超えるティッシュケース。
2万円のお小遣いから買うのは、痛いかもしれない。
でも、それでも買ってあげるって言って欲しい。
それだけ、私の事が大好きなんだって思いたい。
きっと、もう一回呼んだら、
『仕方ないなぁ』
って言ってくれる。
そう思って口を開きかけた時、娘が言った。
「お母さん!
お父さんがかわいそうでしょ。」
終わった…
娘よ、なぜ邪魔をする…
あなただって、さっき母にねだったじゃないか。
本当に買って欲しいわけじゃない。
買ってあげるって言って欲しいだけ。
酒もタバコやらず、毎日、私の愛妻弁当を持って出勤する彼は、これでも余裕でやりくりしている。
3000円を超えるティッシュケース。
2万円のお小遣いから買うのは、痛いかもしれない。
でも、それでも買ってあげるって言って欲しい。
それだけ、私の事が大好きなんだって思いたい。
きっと、もう一回呼んだら、
『仕方ないなぁ』
って言ってくれる。
そう思って口を開きかけた時、娘が言った。
「お母さん!
お父さんがかわいそうでしょ。」
終わった…
娘よ、なぜ邪魔をする…
あなただって、さっき母にねだったじゃないか。
本当に買って欲しいわけじゃない。
買ってあげるって言って欲しいだけ。



