本当に何でプリュイは涙目なんだ…?
「…また…ここで俺が目を覚ましたとき…だな」
「それはいつなの?」
プリュイ…お前本当にしつこいな…そのしつこさもお前の良い所ってか?
「…さあな。で、でも必ず…」
急に眠くなってきた…まだ伝えきれてないのに神様って奴は残酷だ。
「か…な…ら、ず…お……ま…えの……」
“必ずお前の所に帰る。それだけは約束する”
こう言いたかったんだけどな…そろそろ発車時刻だがら行かないと行けないみたいだ。
言えなかったのは悔しいが、それまで留守番よろしくな。
「……シエル、楽しんできてね。御土産は月か土星だからね」
俺が現世の人間でなくなって、初めて聞いたプリュイの言葉。
返事が出来ないのが哀しい。
でも御土産がそれなのもな…スケールが大きすぎる。
それもプリュイらしいから良いんだけどさ。
宇宙の星を沢山見て、今度会う時に沢山話してやるからな。それまで待ってろ。
お前がおばあさんになっていても、必ず戻ってくるから。
『行ってきます』
俺を乗せた宇宙を巡る列車は、動き出した。
「…また…ここで俺が目を覚ましたとき…だな」
「それはいつなの?」
プリュイ…お前本当にしつこいな…そのしつこさもお前の良い所ってか?
「…さあな。で、でも必ず…」
急に眠くなってきた…まだ伝えきれてないのに神様って奴は残酷だ。
「か…な…ら、ず…お……ま…えの……」
“必ずお前の所に帰る。それだけは約束する”
こう言いたかったんだけどな…そろそろ発車時刻だがら行かないと行けないみたいだ。
言えなかったのは悔しいが、それまで留守番よろしくな。
「……シエル、楽しんできてね。御土産は月か土星だからね」
俺が現世の人間でなくなって、初めて聞いたプリュイの言葉。
返事が出来ないのが哀しい。
でも御土産がそれなのもな…スケールが大きすぎる。
それもプリュイらしいから良いんだけどさ。
宇宙の星を沢山見て、今度会う時に沢山話してやるからな。それまで待ってろ。
お前がおばあさんになっていても、必ず戻ってくるから。
『行ってきます』
俺を乗せた宇宙を巡る列車は、動き出した。


