家の中というのは非常につまらない。
出来るのは読書や家中の探索くらいだ。
前までは外に出る事もあったが最近になって、
発作の回数が増えたとたんに“外に出るのは30分くらい”
という制限が出来てしまった。
夜も勿論駄目になって…楽しみが減った。
それは昔のプリュイみたいに、空想が好きになってしまった俺の唯一の楽しみだ。
プリュイには恥ずかしくていえないけれど。
…退屈になってきたので眠ることにした。今日は沢山寝よう。
そして夜にこっそりと抜け出そう。
そう決心した俺は、そのまま眠りについた。
夜になり、抜け出したかと思えばプリュイがいた。
物音を出してしまったせいで俺の事がばれてプリュイはいつものように怒鳴った。
「お前はいつから俺の保護者になったんだ?」
「話を変えないでよ…本当に心配なんだからねっ?」
心配しているという事は分かっている。だけど心配をされるのは俺にとっては嫌な話だ。
「別に心配される理由なんてないな」
「シエルのバカ…もう好きにすればいいんだよ」
出来るのは読書や家中の探索くらいだ。
前までは外に出る事もあったが最近になって、
発作の回数が増えたとたんに“外に出るのは30分くらい”
という制限が出来てしまった。
夜も勿論駄目になって…楽しみが減った。
それは昔のプリュイみたいに、空想が好きになってしまった俺の唯一の楽しみだ。
プリュイには恥ずかしくていえないけれど。
…退屈になってきたので眠ることにした。今日は沢山寝よう。
そして夜にこっそりと抜け出そう。
そう決心した俺は、そのまま眠りについた。
夜になり、抜け出したかと思えばプリュイがいた。
物音を出してしまったせいで俺の事がばれてプリュイはいつものように怒鳴った。
「お前はいつから俺の保護者になったんだ?」
「話を変えないでよ…本当に心配なんだからねっ?」
心配しているという事は分かっている。だけど心配をされるのは俺にとっては嫌な話だ。
「別に心配される理由なんてないな」
「シエルのバカ…もう好きにすればいいんだよ」


