大関くんの背中は暑かった。
恋愛(ピュア)
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くまてぃる✳︎/著
- 作品番号
- 1519410
- 最終更新
- 2018/08/16
- 総文字数
- 1,968
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 28
- いいね数
- 0
☆.・.✴︎。.・7月7日☆.・.✴︎。.・
織姫と彦星は7月7日の夜、年に一度だけ会うことができる。
☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・
最愛の人と年に一度しか会うことを許されない。それは一体どれだけ切ないのだろうか。
☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・
「顔はいいんだけどね、体が弱いのはちょっと面倒だわ。」
_______体が弱いのは面倒?…
…体が弱いのは……悪いこと?_______
☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・
「20歳までの生存率は…40%です。」
______残りの人生なんてどうでもいい。期待も何もしない。どうせ私の最期は決まってるんだから。
☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・
「お前そんなんで楽しいのか?」
____楽しい?……??
「笑えよ!」
____どうして?
「無理するな」
____どうして私に優しくするの?…
…もうこれ以上踏み込まないで。
どうせ私は長くない、
希望なんて持たない。期待なんかしない。
意味なんかないんだから、
この世界に執着したくないの。
いつ死んだっていいって思ってた。
あなたに出会う前は
あなたに出会って変わってしまった。
怖い。死ぬのが怖いの。
死にたくない。
生きたいなんて欲が出てきちゃった。
嫌だ。まだそばにいたい…
…助けてよ…っ…大関くんっ……
☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・☆.・.✴︎。.・
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