「またー!??恭平さん夏帆の事なんだと思ってんの!!?」

「ちょっと夏!声でかい!」
昼休み中の教室に響き渡る夏の声。

(目立ってしょうがないよ。。)

「ちょっと夏帆!恭平さんは誰の彼氏よ!夏帆のでしょ!なのに、会いに来る頻度って言ったら週に一度でしかも3時間だけって!何様だよ!」

「そうなんだけど。。」

「それで!なに?今朝は夏帆という彼女がいながら、大切なお姫様を隣に連れて二人仲良く登校ですか?」

「だって、雪ちゃんはチームの大切な存在だから。総長である恭平が守らないと、、」