私が風矢に告白されたのがそこ。


そして、会いたい時そこで待ち合わせしたりしてた。私たちの思い出の場所。
「…分かった」


でも、いつまでもこの微妙な友達でもなくカップルでもない関係は終わらせたい。お互いのために。


「お前、あいつのところ行くのか?」
風矢が私の前から居なくなった後龍樹がそう聞いて来た。


「…うん!私、まだ風矢になんでフったのか聞いてないし。それに、いじめられてる時助けてくれたの。そのお礼ちゃんと言えてないから。」