「ちょっと、龍樹!そんなボケーっとしてないの」
「うるせぇな。」


いつもこのテンションだけど今日は一段とうざい。
「ちょっと、親に向かってそれはないでしょ!」


「はははっ…あ、ごめんなさい」


萌愛は、俺らを見て楽しそうに笑ってる。
「ごめんね、こんな見苦しいの見せちゃって」