「大丈夫だよ!最近寝不足なだけ!早く寝ないとねあははー」


香澄に心配かけちゃダメなのに…。
気を入れ直さないと!


そして、昼休み。
私は言われた通り、校舎裏に来た。


龍樹は、多分教室に私を迎えに来てもいなかったら、空き教室に戻ってるでしょ。


「あれ?誰もいない」
私は言われた通り来たのに誰もいなかった。


帰ろうと思った時。
「おい、帰ろうとしてんじゃねぇーよ。ブス」


後ろから声が聞こえ振り返ると、結構派手なグループの子たち。私1人なのに、相手は6人。