ある日イケメン性悪男の彼女にさせられました〜私を変えてくれたのはいつも君でした〜

「俺、ここに居てもいいですか?」


近くにいたい。1人じゃないって言ってやりたい。また笑顔にさせたい。


「その方がこの子も喜ぶわ!」
俺は、その日ずっとそばに居たけど目を覚まさなかった。


そして、次の日病院に行くと萌愛は目を覚ましていた。でも、どこか一点を見つめてぼーっとしている。


「萌愛」
「…龍樹?なんでいるの?」


萌愛は、俺を見ない。
「何があった?」