「別に関係ねぇーし」
「いいから、話だけ聞け!」


俺が黙ったのをいいことに、屋上まで連れてこられた。


「昨日、学校帰りに萌愛に会った。」
自慢かよ。正直聞きたくねぇーし。


俺は、不機嫌全開でこいつを睨んだ。
「萌愛泣いてた。お前が泣かせたの?」


いや、俺もう関係ねぇーし。
「俺じゃねぇーだろ。」