3人と別れたあと教室に行き雨を止むのを待った。
「うわー。止みそうにない、、。どーしよ。」
と、独り言を言っていると
「ピカッ!ゴロゴロ〜」
急にカミナリがなり始め暗くなってきた。
「最悪。」
昔からカミナリが苦手な私は震えながら泣きそうになるのを我慢してイヤホンで大音量で音楽を聞いていた。目をつぶりながら鼻歌をしながから聞いていると右のイヤホンが急に取られ
「え...?」
右を見るとそこに居たのは帰ったはずの優羽くんだった。しかも、制服も髪もびしょ濡れの状態だった
「え?なんで帰ったはずじゃ、、?てか、びしょ濡れじゃん!」
と言いながら自分のタオルで優羽くんを拭いていると
「...まえ...こな...ら」
小声でなんて言ってるか分からなかったから
「え?なんて?」と聞き返すと
「お前が来ないから心配して見に来たんだよ!」と顔を赤くしながら言ってくる優羽くんに笑えてつい笑ってしまった。
「ふふwwありがとう!優羽くんってそんな顔するんだね。いつもクールって感じだったから以外だったw」
「別に、鍵閉まる前に早く帰ろーぜ」
と照れてる顔を隠しながら言うのにもまた笑えてしまったがまた笑ったら可愛そうだからこらえながら返事をした
「うん!」
下駄箱につくとまだまだ雨は降ってた。
もう、覚悟決めて濡れるしか!と思っていたら
「ん。送ってくよ。」
と自分の傘を差し出してくれてびっくりしたけどお言葉に甘えてっといい入れてもらい家まで送ってもらった。

「ありがとう!優羽くん!また明日ね!」
と手を振ると
「あのさ、優羽でいいから!じゃーな佳奈」
急に自分の名前呼び捨てで呼ばれてびっくりしてるあいだに優羽くんは見えなくなる所まで行ってた。
「わかったー!優羽ー!!」
聞こえたかな??