平成最後の夏

「相変わらず、夏希のお弁当は可愛いね」
毎日、夏希のお弁当はカラフルで女の子が食べるようなものばかり。
それに比べて、あたしのお弁当は前日に残った夕飯の残り物や冷凍食品。
これだから、あたしは彼氏が出来ないのか。
っと自分でも納得する。
「そお〜?でも律花のお弁当だって美味しそーじゃん」
ニコニコしながら夏希が笑っていると、
「もーらい!」ぱくっ。とあたしのお弁当から
タコさんウインナーを食べた。
「あ〜!あたしの大好物〜!!」
「ぼけーっとしてると、わたしが全部たべちゃうよー!」
「も〜!」