もー!いいんだからっ 馬さんって呼んでやる。 「ところで先生、今日どこ行くんですか?」 「お楽しみです。」 …なんだか、本当のデートぽくて良いな。 「馬さん大好きっ」 そう言ってわたしが先生の右腕をぎゅっと掴む。 「はーい、はーい。 ところでー、 お前の小さな胸当たってんぞー。」 わたしは先生に本気の蹴りを入れた。 「馬さんのばーか。」 「す、すまんかったって。」 …もう。 なんか、いつもと違うからドキドキしちゃうんですけど。