「美希がっ!屑と付き合ったら呪われると!」


先生は目を丸くしてはぁーと、息を吐いた。


「おい、宮ノ越、屑は認めるが、そりゃ嘘だ。」

ふ、ふぇ?

「美希は嘘なんてつきません!」


「…あっそ。…んーとな、屑にも段階があんだよ。


俺はまだレベル50の屑だから、呪われねーの。」




「レベルですか?」

「そ、レベル100になったら呪われるけどな。」

「そーなんですねぇ?!
よ、良かった〜」


わたしは胸をなでおろす。


お祓い行かなくて済んだ〜!


「では!先生!これで…」

「待て。話は終わっとらん。」