「いっやあああーそれでさああーー!しぇんぱいがあーーー!」
と言ってチョコフラペチーノを一気に飲み干した。
酒飲んでないはずなのに変な口調で喋ってしまう。
「ほんっと、きあらちゃんって、酒飲みーFoooooooo!!!!!!!!」
「私は酒飲みじゃないっつーの!」
いや、普通に酒飲みみたいになってる。

貝野は既に抹茶フロントペチーノ(←なんやそれwww)
を飲み干していた。
もうこれじゃ宴会である。
お客の視線がこっちに注がれてくる。そろそろ文句をいわれそうだ。

貝野は私の話を真剣に聞いてくれていた。頷いたりアドバイスをくれたり。
もともと仲良いのもあってか心友のようになっていた。
小学校からの付き合いだもの。

「よっ!二次会やっちゃいますかー?」
「いえーい!」

2軒目は、かき氷だった。
貝野は相変わらず抹茶好きで、抹茶フロントペチーノかき氷を頼んでいた。
私はメロンかき氷。夏は定番である。

「ねえ!貝野!私たちって心友みたいだね!」
ノリでそんなことを言ってしまった。
でも貝野は急に真剣な顔になっていた。
びっくりして話を変えようかと思った。




「俺はお前なんて友達とも思ってない。」




それだけだった。