「じゃあお疲れ様。違う先生が家まで送るから準備出来たら送迎バスに乗ってね。」


「はい、ありがとうございました。」


目が茶色い先生にさよならをしてさっさと送迎バスへ向かった。


送迎バスの運転席には車の教習をしてくれたおじちゃん先生が乗っていた。


「家の場所分かんないから教えてくれる？」


「はい。」


おじちゃん先生は車を発進させた。


「明日の朝迎えに来るのはバスじゃないと思うから。今日の人じゃない人が個人の車で迎えに来るから。多分菅原（ｽｶﾞﾜﾗ）あたりが来ると思う。」


「はい。わかりました。」


私はそのとき思った。


菅原って誰！！




無事に家について私の初車校が終わった。


明日は一体どんなことをするんだろう。


まだまだ不安が続く予感がした。