幼なじみの君との恋

「えっと…一緒食べてもいい?」

なぜだか硬直している理人を差し置いて、湧谷がすかさず

「どうぞー」

と、にやにやしながらも言ってくれた。

「理人?」

「あ、いや、…朝髪の毛あげてなかったよね?」

原因はこのポニーテールみたい。変だった?!

「あ、うん。さっきあーちゃんがしてくれた。」

すると理人は顔はそっぽ向いたまま
「ポニーテール好き。です。」