中学からの同級生のわたしたちは、昔からこんな感じだった。 夏海と宏太の漫才は中学からの名物だった。 それを見守るのが、わたしの役割だった。 宏太と夏海がいつも通りわーきゃー言い合っていると、急に声が聞こえた。 「んー?宏太ー?宿題やってないのかー??」