和君は途中で止まって少し後ろへ………皆の所へ戻っていった。

「そういえば、柚姫は今日、和君と手ぇ繋いでたらしいよね…?」

「…………………」

私の目の前に出されたバケツの中には、水が沢山入っていた。

なっ………なに?……震えが止まらない。

「何か言ったら?」

『バシャッ……』

……私は今、何が起きたかわかんない。───冷たい。

苺が、バケツの水をかけたんだ………。

「柚姫!」

私の名前を呼んでる。

私の大好きな人が私の名前を呼んでる………………………

だけど……

返事ができない。

「うける~。超濡れてるし。……こんなんじゃあ………あいつらは理性保てないよ?」

?………な………に………?

『…ザッ……ザッ…ザッ……ザッ…』

私の後ろから足音が聞こえてきた。見たことない男達が……

「連れてっていいよ。でも…こいつらに見せるから離れすぎんな?」

「OKッ~」

……えっ………ちょっと……待ってよ?

「うわぁ……透けてるし…」

私を担いでいて……

「…嫌……嫌だ……離してよ!」

私が暴れても……

「つーか、この子以外にスタイルよくね?」

その人達は

「胸デケェし~」

気にしないでどんどん進んでく。

嫌……離して…。怖い…和君……怖いよ…。

タスケテ……

「いやぁぁぁぁぁぁ!!」

私の悲鳴が響いた。