「そうはいっても、僕だって自分がどっちの性別かなんて、あんまりピンと来ないんだってば」 「もう、面倒くさいなぁ。この際体の性別に合わせて女でいいじゃん。ほら、私って言ってみ、私って」 「うへえ、勘弁してよ」 そうやって馬鹿騒ぎしていると、グラウンドから大きな声が聞こえてきた。 部活が終わったみたいだ。 ということは。