「紫音〜準備できた?
俺玄関にいるからねっ」

「ううん!もう行く!」

軽くメイクをして、るんるんで玄関に向かう。

「お待たせっ!」

「ん、凄い笑顔だな」

「楽しみなんだもん。」

出かける事自体久しぶりだからテンションが上がってしまう。

「どっか行きたいとこある?」

「どこでもいいの?」

「うん、俺は紫音の行きたい所行きたいから」

何ですかその優しさは…

「じゃあ、買い物したい!あそこのショッピングモールがいいなぁ」

「ん、了解」