愛を私の音色に乗せて。




「失礼します…」

「伊藤か?いらっしゃい。なにを教えてほしいの?」

ごめんなさい先生。勉強を教えてもらいに来たんじゃないんです…

「今日は勉強じゃないんですけど…
色々英訳を教えて欲しくて。良いですか?

「英訳?なにの?」

紙に書いた歌詞を取り出した。
歌詞そのまんまを出すのは恥ずかしいから、一文ずつバラさせていただきましたけどね?

「これを、英語に直すって事か?」

「はい、それなりに急ぎます。」

「…事情はよくわからんけど、まあ取り敢えずやろうか」

「お願いします…!」