素早い攻撃、多彩なパスワーク、吸い込まれるようなシュート、相手を止める圧のある守り。
やっぱり日高君たちはすごいと私も思っていたが、相手も負けてない。
厳しい攻守が続き選手たちが苦しそうに感じたので私は意を決して彼女たちに言うことにした。
「あ、あの!!
どうせだったら、選手の方を応援しませんか?
そのために皆さん来たんですよね?」
「なにあのこ?」
「何様?」という悪口的な言葉が次々聞こえる。
私が戸惑っていると後ろから肩をポンと叩かれた。
「応援するしないならここから出て行ってほしんだけど?
うるさすぎて試合にならないから今後出禁にするよ?」
とはっきり言い放った背の高い筋肉質の男性。



