気持ちを伝えて
もうこれで終わりと区切りをつけた

これが正解だと
自分を過大評価して褒めた

いま

あなたに会いたいと強く思っている
あのとき私は
ただ自分に言い聞かせていただけだった

本当は本当は
終わりになんかしたくなくて
あなたといたくて
でもそれは願ってはいけないことで

じゃあ私はどうしたら良かったの
何が正解だったの

自問自答の日々を繰り返し
答えはいつも分からないまま


春の桜風にあなたの姿を垣間み
柔らかな緑の木々にあなたの笑顔を重ね

大型ショッピングモール
駅のホーム
町の小さな交差点
どこにでもあるよな住宅街

無意識に探す自分に気付いて
また必死に蓋をして
叫びたい言葉を押し殺してる

このままでいい
って呑気になろうとしている

そんな自分がまた許せなくて

悩んで苦しんで泣いて喘いで生き急いで

誰にも誇れないような生き方だけど
あなたなら、それでいいよって
言ってくれそうだから
その言葉に甘えて
私は生きていく

これでいいよね


「いいんだよ」