幸せだった。 まるで毎日幻のように。 初めてキスしたのは雪の家の前だった いつも俺は、照れて自分からできなくて それを見兼ねた雪からのキスだった。 甘くて、少し噛んでいたリンゴのガムの味がした そんな幸せが続けばいいと思っていた。 高2の夏 1年記念日の日、雪は俺の前から消えた あの日、もし、俺が誘わなければ 君は俺の前で今も笑っていたのだろうか?