カメラと録音テープを持ってヘラヘラしながら理沙の顔を覗き込んだ。
「あなた週刊誌に撮られた女性ですよね?
やっぱり彼とはそういう仲なんですか?」
彼女を庇うように前に立ち制する。
「あの、やめてください。
私ここの住人で彼女の友人です。
彼女は私の部屋に遊びに来ていただけで誰が住んでるか知りませんが関係ないですから。」
私をチラリと見て、それでもボイスレコーダーを理沙に向ける。
「でも先日2人で会われてましたよね?
ご関係が知りたいんですがーーー」
「基に近づくなブス!!」
記者の後ろから女の子3人組がこちらに向かって叫んできた。
基くんのファン?

