「てことは、やっぱり付き合って……」
2人を見合わせると、真っ先に彼女が手でバツを作り否定した。
「ほんとーにメンバーと仲良いだけ。
むしろ私は流星よりも基君のファンなの。」
基君は興味なさそうに遠くで缶ビール片手にテレビを観ていた。
「だからそう言っただろ。」
流星に睨まれ、なんだかムッとする。
「こんな綺麗な人と撮られたら信じるじゃん。
テレビで聞く仲の良い友人ですってよく使う手じゃファンの人は信じられないよ?」
「それはもう仕方ねーだろ。
俺はファンじゃなくてお前が信じてなくてムカついたの。分かる?」
そんな私たちを見て羽美香は戸惑いながらポツリと言った。
「痴話喧嘩?」
それにみんなが笑った。

