私の心に従うまで

「………。」

床にはいじめグループの元リーダーが倒れ込んでいる、

そして、目の前には手が差し伸ばされている。

殺風景なこの状況に、教室の空気が凍りつく。

「大丈夫だよ。」

そう言い、私は手を繋がずその子を横切り、倒れ込んで

いる子を起き上がらせた。

「私は、一人でも大丈夫だよ。だから、ごめんね。」

「!?」

その言葉に、教室の空気は更に凍りつく。

「どうして……?」

傷だらけの子は、かすれた声で話しだした。

「どうして……って、私はあなた達と同じようなことは

したくないだけだよ。ここで仮に私が助かっても、誰か

がまたターゲットになるだけ。なんなら、私は一人でも

いい。」

私の心に再び灯がつき始めた。

「それが、私の流儀なので!」

私は、立ち向かうよ。

誰も成し遂げなかったことを、私はするよ。