スタッフルームで煙草を吸っている店長。


店長は泣いてる私を見て何かを悟ったのか、黙ってスタッフルームを後にした。


「とりあえずここ座れ。タバコ臭くて申し訳ないけど」


と、ソファに座らせてくれた。


「はる…っ。どうしよ…私……っっ」


怖い…。


自分が怖い。


そして、自分が憎い。


あんなことしてしまった自分が憎いよ…っ。


「とりあえず、涙拭いて、水飲んで。そんで落ち着いてから話そ。な?」


晴流は優しい口調で、ティッシュの箱とペットボトルを私の目の前に置いた。