「チョー可愛いじゃん。彩夏とは違って!」


銀髪の男が大声で言ったら、他の男たちはゲラゲラ下品に笑う。


これが輝嵐…。


ゾッと背筋が凍りついたのが分かった。


こんなメンバーの総長をコウちゃんはやってるんだ…。


「さ、座って」


二人掛けソファが2つ向かい合っていてお誕生日席のソファは1人掛け用。


銀髪と水色が二人掛けソファの端に向かい合って座ってて、凛空が水色の隣に座ったから私は銀髪の隣に座った。


「昨日言っただろ?姫にしたいマドンナがいるって」


凛空が言った。


ちょこちょこ凛空は私をマドンナだと言う。


恥ずかしいから是非やめていただきたいんだけどね…。