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「ここが倉庫」 


倉庫の場所は晴流の調べで知ってたけど、あたかも初めて来たかのようにキョロキョロ見回す。


シャッターには鍵はかかってないようで、凛空は簡単にシャッターを開けた。


その瞬間、倉庫のざわめき、賑わいが外に漏れる。


赤、オレンジ、黄色、緑、青、ピンク、紫、金、銀、白、様々な髪の毛の人たちが集まってる。


ちょっと…いや、かなり怖い…。


皆、極悪非道の冷徹な人間…。


人を傷つけることを何とも思っていない人たちだ。


「怖じ気づいた?」


…立花さんは……こんな人たちを裏切ったことになってるんだ…。


自分のしたことの恐ろしさを再確認させられた気がした。