美夜が最後にカフェに来た日は去年の8月の最終日だった。
その日に美夜が俺に全てを話してくれた。
朝香とちゃんと話せたことも、何を話し、何を思い、何を考えたのかも。
そして、これからのことも。
美夜は、泣きそうになりながらも、一粒も涙を溢さなかった。
強くなったんだな。
もう俺が近くで見守る必要がなくなってしまったんだな。
そう思いながら聞いてた。
「そのメール、消してやろーか」
お客さんがいない時にはメールを見るようになっていた。
美夜からの最後のメールを。
自分がこんなに一人の女性との恋愛に引きずられるとは思ってもなかった。
1年経ってもメールが消せないとか、女々しいと自分でも思う。
俺が美夜のことを吹っ切って新しい恋愛が始まったら、消そうと思ってる。
ま…そんな日が来る気配なんかしねーけど。
その日に美夜が俺に全てを話してくれた。
朝香とちゃんと話せたことも、何を話し、何を思い、何を考えたのかも。
そして、これからのことも。
美夜は、泣きそうになりながらも、一粒も涙を溢さなかった。
強くなったんだな。
もう俺が近くで見守る必要がなくなってしまったんだな。
そう思いながら聞いてた。
「そのメール、消してやろーか」
お客さんがいない時にはメールを見るようになっていた。
美夜からの最後のメールを。
自分がこんなに一人の女性との恋愛に引きずられるとは思ってもなかった。
1年経ってもメールが消せないとか、女々しいと自分でも思う。
俺が美夜のことを吹っ切って新しい恋愛が始まったら、消そうと思ってる。
ま…そんな日が来る気配なんかしねーけど。



