あの日のキミが好き~True Love~

人を傷つけることばかりして…。


なんてバカなんだろう…。  


「……嘘…」


立花さんの異様な雰囲気に我に返る。


私にはわかる。


立花さんは自殺しようとしてる。


今すぐにでも飛び降りそうな様子で。


止めなきゃ…。


まだ立花さんに謝ってない。


最低なことして、謝ることさえしていない。


自分のことなんか顧みず、貯水タンクから飛び降りる。


「立花さん!」


屋上の柵を跨ごうとしている立花さんの名前を叫びながら、柵へ近づく。


誰かに伝えなきゃ…。


私1人じゃ…。


「白咲先輩…」


恐怖に歪む立花さんの顔。


追い詰めたのは私だ…。