あの日のキミが好き~True Love~

「そっか。じゃあ…また」


いつも通りのようで、どこか寂しそうで。


そんな後ろ姿は玄関の方へと消えていく。


そして、バタン…という音と共に完全に見えなくなってまった。


1人になったとたん、今日の出来事が鮮明に蘇る。


「っはぁっはぁっはぁっ」


気持ち悪い…っ。


自分が気持ち悪い─。


思い出すだけで呼吸ができなくなる。


「はぁっはぁっ」


お風呂…。


とりあえずお風呂入ろう…。


おぼつかない足取りでお風呂に向かう。


洗い流したい…っ。


この汚い体をすべて…っ。


全部消し去りたい─。


シャァァ…


シャワーの水圧を最大限にし、身体をゴシゴシ擦る。