何者…?
私…何されるの…?
コウちゃんは…助けに来てくれない…。
助けてほしいのに…。
助けて…コウちゃん……。
「キミが白咲美夜チャンかー。彩夏を輝嵐から追い出して姫になったんだって?」
ただ者ではないオーラを放った男は、私の目の前にしゃがみこんでニヤッと口角をあげた。
…立花さんの知り合い…ってこと…?
「アイツのせいで俺の道具である彩夏は俺から離れてった。代わりにキミが俺の道具だ」
…道具……?
何…?
「やだ…来ないで…」
後退りたかったけど、すぐ後ろは壁。
逃げられない。
「寛さん、ロープほどきましょーか?」
私…何されるの…?
コウちゃんは…助けに来てくれない…。
助けてほしいのに…。
助けて…コウちゃん……。
「キミが白咲美夜チャンかー。彩夏を輝嵐から追い出して姫になったんだって?」
ただ者ではないオーラを放った男は、私の目の前にしゃがみこんでニヤッと口角をあげた。
…立花さんの知り合い…ってこと…?
「アイツのせいで俺の道具である彩夏は俺から離れてった。代わりにキミが俺の道具だ」
…道具……?
何…?
「やだ…来ないで…」
後退りたかったけど、すぐ後ろは壁。
逃げられない。
「寛さん、ロープほどきましょーか?」



