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晴流は倉庫の裏で待機しててくれることになった。


かなり緊張して手足が震えるけど、気づかないフリして倉庫に入る。


「あっれー。美夜じゃん」


唯が真っ先に私に声をかけてきた。


その足元には手首と足首を縛られた華奢な女性が座らせられていた。


この人がたぶん山下さんだ。


「…何の用で来た。2度と来るなっつったはずだ」


危ないオーラを漂わせたコウちゃんが倉庫の奥から歩いてきて、山下さんの隣で止まった。


代わりに唯がそこから離れた。


景はソファに座ってこっちをニヤニヤ眺めてる。


凛空は…いない。