けど。


そんな生活はもう終わりだ。


私は死ぬ。


遺書にしっかり事実を刻んで…。


私は自分を殺すけど、同時にアイツを生かしたまま殺すんだ。


ネット社会は下水道のように汚い。


だからこそ、今度は私が逆に汚さを利用してやる。


私が死んだあと遺書をネットにバラまくように設定してから死ぬ。


直筆の遺書ももちろん遺して。


ネット社会の住民にも私は怒りを覚えてる。


だけど、アイツへの憎しみに比べたらかわいいもの…。


「何から書こうかな…」


自分の声すら大嫌いだ…。


もう、自分の何もかもが大っ嫌い。


だからこんな自分とはサヨナラするんだ。