◆◇◆ 「そろそろだ」 かき氷を食べ終え、しばらくぶらぶらした後コウちゃんがそう言った。 「もう帰るの…?まだ1時だよ?」 「ちげーよ」 コウちゃんはそう言い私の手を握って歩き始めた。 やっと触れあった暖かい手。 「どこ行くの?」 その手をそっと握り返して尋ねる。 「秘密」 秘密?? 何かサプライズでもしてくれるのかな? コウちゃんって意外とそういうところあるもん。 花火大会の時だって、浴衣買いに行ってくれてたし。